サツグルメ!

札幌近郊の食べ歩き日記(炒飯、カレー、スイーツ)です。

ソフトクリームを食べる前に、特徴を予想できるか考えてみた

僕は食べ歩きが趣味なので、ソフトクリームもいろいろな店に食べに行きます。

でも、期待して食べてみたら想像していたのと違ったって事ありますよね。

なので、食べる前の予想を、漠然としたものではなく、根拠のある予想にできないかと考えたのです。

 

IMG_1993

 

この事を考えてみようと思ったきっかけは、千歳でソフトクリームを食べている時でした。

(その時の投稿記事はコチラ

 

 

ソフトクリームを販売している店はたくさんありますが、店によって「何に重きをおいているか」が違います。

クリームの美味しさを追求しているのか、ソースをかけていろんな味を楽しめるようにしているのか、パフェのように果物をメインに考えているのか、などなど。

僕はこの夏で40店以上のソフトクリームを食べましたが、その情報を整理すれば、何かは分かるのではないかと思ったんです。

 

まずは全店舗の一覧を

全体(中)

(画像をクリックすると拡大します。見づらくてスイマセン)

 

これが今年僕が食べ歩いたソフトクリームの店一覧です。

各項目を簡単に説明しますと、

 

◇黄色の項目は、店舗の形態です。

ソフト;ソフトクリーム専門店

菓子 ;洋菓子屋、和菓子店

他  ;カフェ、売店、その他

 

◇青の項目は、コーンの種類です。

コーン ;スタンダードなコーン

ワッフル;ワッフルコーン

メープル;メープル味のコーン

カップ ;カップ

 

◇赤の項目は、味の種類です。

バニラ;バニラ味

ミルク;牛乳(ミルク)味

ソース;ソースがかかっているタイプ

他  ;チョコ、抹茶、など上記以外の味

 

◇緑色の項目は、味の特徴です。(クリーミー⇔サラサラ、さっぱり⇔濃厚、です)

クリーミー;キメが細かく舌ざわりが滑らかなもの

サラサラ ;クリーミーとは対称的に、水っぽくザラッとしたもの

甘い   ;甘さの強いもの

さっぱり ;クドくなく、さっぱりしているもの

濃厚   ;さっぱりとは対称的に、味が濃いもの

乳脂肪  ;乳脂肪分が高いもの

 

 

これらのうち、「店舗の形態」「コーンの種類」「味の種類」まではメニューや口コミサイトを見れば、食べる前にわかります。

そういった情報だけで、緑色の「味の特徴」を導き出せるか。

さて、ちょっとやってみましょう。

 

 

店の形態;ソフトクリーム専門店

ソフト中

 

ソフトクリーム専門店の特徴を見てみます。

 

・スタンダードなコーンが多い。

・クリーミーが多い。

 

と、いったところです。

ただ、クリーミーが多いのは、僕の個人的な好みで、そういう店を狙って行っているという面もあると思います。

なので、そう考えると、まさに多種多様であり、特徴を特定しきれないですね。

 

 

店の形態;洋菓子店、和菓子店

菓子中

 

菓子店の特徴を見てみます。

 

・バニラ味が多い。(約8割)

・甘いが多い。  (約7割)

・さっぱりが一つもない。

 

これは結構はっきりした結果がでました。

まぁ、あえて整理するまでもない結果ではあるわけですが。

洋菓子屋さんだけあって、クリームも甘くてキメの細かいものが得意なんですね。

甘くてなんぼですよ。

 

つまり、舌ざわりが滑らかな甘いソフトクリームを食べたければ、菓子店に行けばよいということです。

 

 

コーンの種類;スタンダードなコーン

コーン中

 

次はコーンです。

 

うーん、見事にバラバラですね。笑

ソフトクリームといえば、まだまだこのタイプがメジャーですので、そこで特徴は出にくいのは当然かもしれません。

分類するのは無理です。

 

 

コーンの種類;ワッフルコーン

ワッフル中

 

コーンとしては第二勢力にあたるワッフルです。

 

・クリーミーが多い。(約7割)

・菓子店、カフェが多い。(約8割)

 

ワッフル自体の特徴としては、スタンダードなものよりコーン自体の味が強く、固めの食感も楽しめます。

そのため、食感の強弱に特徴があるように見えます。

ワッフルのバリバリ感と、クリームの滑らかさ、ですね。

また、スタンダードコーンと決定的に違うのは、スタンダードコーンが「クリームをのせるための単なる器」なのに対して、ワッフルコーンはそれ自体にはっきりした味があるので、「クリームと一緒に食べることでより美味しさを楽しめる」ようになっています。

菓子店やカフェが多いというのも納得です。

ソフトクリーム専門店はどこかの牧場のミルクを使用しているところも多く、クリームに主眼をおいているのに対し、菓子店やカフェは、コーンも含めて全体で提供している傾向があるように見えます。極論すると、ミルクを売っているか、ケーキを売っているかの違いに近いかもしれません。

 

つまりはこういうことです。

 

ワッフルコーンの時は、舌ざわり滑らかなクリームソフトだと思え。

 

 

コーンの種類;カップ

カップ中

 

さて、カップです。

 

・クリーミーが多い。(約8割)

・甘いか濃厚かどちらか。(約7割)

 

カップは当然ながら、クリームだけで楽しむものです。

なので、クリーム自体にすべてを注いで提供するのですね。

だからこそ、あっさりやさっぱりじゃ物足りないわけで、味も濃く、食感もはっきり感じられるものになるのは当然の傾向に思えます。

 

ということは、

 

カップしか選べない時は、甘くて濃厚なクリーミーソフトかもよ!

 

 

まとめ

行った店は僕好みの店であるため、多少の偏りはあるかもしれませんが、このくらい予想できれば十分ではないでしょうか。

具体的な味までは、さすがに食べてみないことには分かりませんから。

僕の好みが「甘くて濃厚なソフトクリーム」なので、予想をたてられるのもそういった類のソフトクリームになってしまいましたが、僕の好みとは逆の「さっぱりあっさりミルクソフト」が食べたい時は、もっとシンプルに予想できます。

牛乳をウリにしていて、スタンダードコーンのお店にいけば、結構な確率でヒットしそうですね。

 

でも、

 

事前にこういう予想をすることに意味があるのか。

僕はあると思います。

予想と違ってもいいんです。

というより、違ったからこそ楽しいのだと思います。

あれやこれやと考えて、なんだ大して美味しくないぞ、とか、いい意味で期待を裏切られた、とか言うのが楽しいんです。

 

だから僕は思うのです。

 

食べてみるまで分からないと言ってしまうよりも、食べる前に少しだけ味の特徴を予想してから食べてみると、今までとは少し違った楽しみ方ができるかもしれませんよ。