札幌市中央区の『パティスリーシイヤ』に行って来ました。
採点★★★★★
バナナのケーキなんて、めずらしい。
■アルル 470円
ショーケースの説明によると、
「口の中で広がるオレンジをまとったバナナの香り。全体を包み込むふくよかなマダガスカルバニラの香り、バナナ・オレンジ・バニラこの3つの素材の個性と調和」とあります。
これ、本当に調和してました。
この3つの組み合わせなんて初めて食べましたけども、とっても美味しい!
なんというか、ホント絶妙です、としか言いようがないです。
一番上の層はほんのりとしたバナナムース。
その下にオレンジの層。
スポンジを1層はさんで、バニラムースがあります。
味はオレンジが一番強いのですが、バナナとバニラも上品ながらしっかり感じます。
なんというか、ホント絶妙です。(二度目)
本日の一番のヒットでした。
見た目がなんとも美味しいそう。
■タルト・フロマージュ 360円
見るからに焼き目が美味しそうなチーズタルトです。
ショーケースの説明によると、
「サクサクのパイ生地にチーズのコクたっぷりです」とあります。
これもまさにそのとおり。
タルトというと、生地はクッキーに近いものが多いですが、これはパイ生地です。
そして、その上のチーズが、上品でコクがあります。
これ、「チーズが濃厚」だったらクドくなっちゃうと思います。
濃厚ではなくて、控えめでありながら、コクがある。
これまたとても美味しゅうございました。
前回、前々回と買いそびれたのがコレです。
■タルト・ショコラフォンダン 360円
なんかもう見た目からして美味しいそう。
そして、期待どおりに美味しかったです。
ショーケースの説明によると、
「初めに歯にクッと強めに当たり、次に口の中でスッと溶け出し、わずかな苦味が押し寄せます。」とのこと。
クッと強めに当たるのが、上ののってる石のように見える小さいチョコ。
結構歯ごたえのあり、ひとつひとつがしっかりしたチョコです。
その下には濃厚で苦味のあるビターチョコがびっしりと入っています。
これまた美味い。
これだけ濃厚でありながら、もう一つ続けて食べたくなるほどの美味しさ。
ビターチョコだからクドくないのでしょうか。
美味しいケーキって、甘さの質がほんとに絶妙ですね。
やばいと思いつつも4品目に目がいったしまいました。
■クレーム・キャラメル 340円
ショーケースの説明によると、
「卵の持つコクとうまみがたっぷりと味わえる、とろける様な口当たりのプリンです。シンプルなお菓子ですが、こだわりを持って作りました。」との事。
ここの店に書いてある説明は、今のところすべて真実です。
言葉どおり、そのまま信じても問題ない。
コクのあるプリンは他にもたくさんあるのですが、なんというかコクの質がとても僕好み。
ただ甘くて濃厚というわけじゃなくて、程度が絶妙で本当に美味しい。
他のケーキほど、他店との違いはないものの、さすがパティスリーシイヤのプリンです。
今回も我慢できずに4つも食べてしまいました。
したがって、晩飯抜きです。
それでも「我が判断に一片の悔いなし!」と思えるほど、どれも美味しいケーキでした。
今回で来店3回目ですが、ひとつもハズレがないというのは本当にすごい。
僕の中では間違いなく「札幌No.1」の洋菓子店です。