『吉野家』に行って来ました。
採点★★★★☆
2016年1月14日から提供されている新メニューです。
公式の説明では、こうあります。
トマトの酸味が熟成牛肉の旨味をさらに引き立て、熱々の状態はそのままに“さっぱりとした旨さ”を感じていただけます。
また、トマトには“リコピン” が多く含まれ、強い抗酸化作用があり、血糖値の低減や動脈硬化の予防などにも効果があるとされています。
リコピンなんて、あまり聞き慣れない成分ですね。
僕が知らないだけなんでしょうか。
抗酸化作用についても、少し調べてみました。
体の中に入った酸素がすべてエネルギーを作るために使われれば良いのですが、使われなかった分は酸化してしまいます。簡単に考えると「さび付いた状態」になるということです。 (中略)
体の中の機能がさび付くと正常な働きが出来なくなり、糖尿病、高脂血症、肝臓の機能の低下などなどの生活習慣病といわれる問題が起きてきます。体の中を錆付かせないようにするのが「抗酸化作用」(酸化を抑える作用)と言えます。つまり、活性酸素を取り除き、生活習慣病を予防や老化を抑えることです。
引用元: 抗酸化とは - 日本抗酸化学会
注文して、しばし待つべし。
吉野家なので、すぐ来るんですけどね。
▲トマト牛鍋膳(並) 630円
数分で運ばれてきました。
すき焼き膳とは違って、それほど時間かからないんですね。
火がついた状態で運ばれてきます。
鍋はやっぱり熱々が美味しいですから、嬉しい配慮ですね。
おぉー、ほっかほかです。
いつもの牛肉の上に、トマトとネギが添えられております。
ビジュアル的にも彩りがいいですね。
公式の説明どおり、トマトはピューレ状になってます。
箸でもつまめるので、ちょっとずつ牛肉に添えて食べやすいです。
僕、このトマトを見て、最初はトマトペーストだー、と思ったんですよね。
でもピューレだそうで。
ピューレとペーストって何が違うんでしょう。
「トマトピューレ」は、濃縮したトマトにほとんど味を付けていないもの。ピューレの場合は水とトマトだけを煮込んだ状態で、場合によって塩とローレルとが加えられます。
(中略)
そして、濃度の高いものが「トマトペースト」です。
■トマトピューレー
1. 濃縮トマトのうち、無塩可溶性固形分が24%未満のもの
■トマトペースト
1. 濃縮トマトのうち、無塩可溶性固形分が24%以上のもの
引用元: Q&A:トマトピューレとトマトペーストの違いって? - 原田トマト
ざっくり言うと、あっさりしたのがピューレで、濃厚なのがペーストってことですね。
知らなかったなー。
まずは一口。
これね、
美味いよ!
ただトマトピューレを添えただけなんですけど、美味しい。
感想はまさに公式の説明どおり「トマトの酸味が牛肉の旨味をひきたてて」います。
へぇ〜、これはいい。
これって家でやってもいいかもしれない。
お手軽だし。
牛肉の下には、きしめんも入ってました。
これ地味に嬉しい。
お鍋のあとにやる「煮込みうどん」的な感じ。
ご飯を入れておじやもいいですけど、麺もウマいんですよねぇ。
ちなみに、スープはピリ辛です。
トマトとピリ辛って合いますよね。
単なるキムチスープ的なものよりも、トマト入ってるのが好きです。
ご飯を牛肉で食べきったら、このくらい残ってました。
最後は、肉ときしめんでフィニッシュ。
ふむ、これはなかなか満足度が高い御膳だ。
あとがき
ひとつひとつをとれば、正直それほど味が美味しい!というわけではないのですが、満足度が高いです。
なにより、こういう御膳が吉野家で食べられるのがいい。
24時間、街のいたるところにある吉野家で。
何を食べようか困った時に、「あ、吉野家だ。じゃあ、トマト牛鍋膳にするか。」って思える安心感。
これはずっと続けてほしいメニューです。
ちなみに、以前あった「牛チゲ鍋膳」は終了だそうです。
まぁ、「トマト牛鍋膳」は上位互換ですから、個人的にはまったく問題ありませんね。
また来ようっと。