サツグルメ!

札幌近郊の食べ歩き日記(炒飯、カレー、スイーツ)です。

『肉みそラー油チャーハン』と聞いて食べたくなったら、ぜひ一度食べてみるとよいです。

札幌市豊平区の『中国旬菜房 幸月(こうづき)』に行って来ました。

採点★★★★☆

 

駐車場は店前に6台分あります。
ただ、ちょっと注意なのが、3台2列で駐車するにようなっているので、奥に停めた場合、後から来た人に避けてもらわないと出られません。
そういう駐車方法で運用しているようなので、「出られないじゃないか!」と怒らないように。
一応、入り口に駐車方法が図解で書いてありますので、そちらを見て下さい。

 

中国旬菜房 幸月

僕が中華屋さんに来る目的といえば、決まっています。
炒飯です。

ここはちょっと特徴ある炒飯があるので、それを目当てで来ました。

 
 

▲肉みそラー油チャーハン 大盛 900円

普通盛りだと800円です。

味噌チャーハンというメニューは聞いたことありますが、肉に、味噌に、ラー油とは。ちょっとソソるコラボレーションじゃないですか。

見た目もガツンとインパクトがある色をしておりますよ。

 
 

焦らず、まずはスープから。チャーハンを食べる時の作法です。(ほんとか?)

あっさりとしてトロみのある卵スープです。いいですね、シンプルで。

スープというのは特に強烈に美味しい必要はなくて、これからメインを食べていく前の準備運動のようなもの。

ゆっくりお腹に入っていって、これから食べる飯に備えるわけです。

 
 

では、こいつを食べていきましょうか。

 
 

一口食べましたらば。

おぉおう、これは濃い。味噌が濃い。

結構ガツンとくる味です。

味噌カツのようなあからさまな味噌の味ではないのですが、チャーハンへの味付けとしては久しぶりに濃いタイプに出会いました。 醤油でもないし、ソースでもないし、確かに味噌。 ちょっとしょっぱい感じが独特ですね。

肉の部分は、焼豚ではなく、挽肉でした。ここに挽肉を使ってくるか、なるほど。 挽肉チャーハンというのは、全体に油の旨味が強くでるので、コクのある深い味わいのなるのですが、味噌と混ぜてくることで、普通の挽肉チャーハンとはまた違う味になっています。

これはなんだろう。とりめし? さっぱりした「とりめし」じゃなくて、鶏脂をたっぷり染み込ませた濃いタイプのほうの「とりめし」が近いかもしれない。

そして、後からくる辛味。さすがラー油です。

そうか、肉と味噌でこうくるかと味わっていたところに、忘れちゃ困るという勢いで後から存在感が出てきます。一口目は気づきませんが、二口目からは完全にピリ辛になります。

美味しい。うん、なかなかの美味しさ。

なのですが、大盛りにしたのだけはちょっと失敗でした。 この店の大盛りはかなりボリューミーなことに加えて、味噌の濃いめの味付けは、たくさん食べていると正直後半はちょっと飽きてきます。 食べたくなくなるほどの飽きではないのですが、美味しくフィニッシュを迎えるならば、普通盛りにして、他のメニューを食べたほうが良いと感じました。

 
 

▲四川式ゆで餃子 300円

チャーハンを大盛りにしても、僕の場合はサブメニューも頼んでしまうというね。

ここは、メニューに何かしらのオリジナル要素を加えてますね。ただの焼餃子じゃなくて、四川式で、茹で餃子ですから。

 
 

結構ねっとりしたソースがかかっております。

 
 

食べましたらば。

皮は厚めでモチモチしてます。 中身のあんは、肉肉しくて、結構ボリューミー。これで300円はかなり安いのでは?

四川風というと、麻婆豆腐に代表されるように、ガツンとくる瞬間的な辛さのイメージがありましたが、逆にじんわりとくる辛さのソースでした。ねっとりじんわり。チャーハンも含めて、ここの店の基本路線なのかな?

普通の焼餃子より、かなり満足度が高くて美味しかったです。

 

あとがき

なかなか特徴的なメニューでした。

チャーハンは、この他に「えびえびチャーハン」というのもあったので、こちらもぜひ食べに来たいと思います。

ここの店は初めて来たのですが、とにかくお客さんが次から次へと来ていて、大繁盛していました。 冒頭には書きましたが、駐車場の停め方にルールがあるので、そこだけは事前に理解しておいたほうがいいです。縦2列で駐車が原則ですから、帰る時は避けてもらうし、自分が避けなければならないかもしれませんし。そこだけご注意を。

 

アクセス

店舗: 中国旬菜房 幸月(こうづき)
住所: 北海道札幌市豊平区月寒中央通10-1-15 1F
営業時間: 11:00~14:00, 17:00~22:00
定休日: 月曜