上品な味はいつまでも飽きが来ない。店舗限定、六花亭のハヤシライス。

本日の料理はコチラ。
札幌市中央区にある『六花亭　円山店』の『智宏風ハヤシライス』です。

「智宏」とは誰ぞや？と思いましたので、調べてみました。

どうやら、六花亭帯広本店ビルの２階にあった洋食レストランのシェフのようですね。六花亭との繋がりも蜜だったようですが、高齢のため、今は営業していない様子。メニューに名前が残るほど、偉大な方なのだなぁ。一度現地で食べてみたかった.....。

　
そして、こちらのメニューは限定販売となっており、すべての店舗で提供されているわけではありませんので、ご注意ください。
　

―取扱い店―
円山店、福住店、森林公園店、春採店、鶴見橋店、旭川豊岡店、神楽岡店、カンパーナ六花亭各喫茶室
　
参考：六花亭喫茶室のご案内 - 六花亭

早速、食べましたらば。

あぁ、素朴な味わいでございます。

老舗のハヤシライスだなぁ。

舌触りは少しねっとりしています。ご飯によく絡むタイプ。

そして味のほうは、優しいですねぇ。レトルト等の濃い味付けではなく、薄めで上品な味でありつつも、薄っぺらいことがなく地がしっかりしています。

「味が薄い」と「上品」は決定的に違うんですよね。薄いのは、単にあまり味付けしていないということなのですが、上品というのは、しっかりと手間暇かけていろいろなもので味を作り上げていて、それでいて濃すぎないように調整されているもの。

和食にも言えることですが、本当に美味しくて、いつまでも飽きずに食べ続けられるものの多くは、薄味なんですよね。

こちらのハヤシライスも、毎日食べても飽きない味付けだと感じました。

カレーもいいけど、ハヤシもまたいいね。

偉人のハヤシライス、ごちそうさまでした！

サツグルメ！